魚の目治療には液体窒素、レーザー治療などの手術がいいのか、自分で除去できるのかを紹介します。
魚の目とは、歩く際に履き物と足の骨の突出部との間に皮膚が常に挟まれこすられることによって、足裏の角質層の一部が異常に増殖したものです。あたかも魚の目のように見えるところから、魚の目と呼ばれています。魚の目ができる原因の殆どは、自分の足型に合っていない履き物を履いて、同じ場所ばかりが刺激されるところから、角質層の異常増殖を引き起こします。魚の目のような角質層の肥厚は慢性的な外力から体を守ろうとする生体の自然な反応といわれています。
魚の目の症状は、肥厚した皮膚の角質が押さえつけることによって内部まで入り込み、神経を圧迫することから痛みが発生します。魚の目を実際に彫ってみると、皮膚の中までで食い込んでいるのがよく分かります。魚の目は足裏、足指などにできやすく、歩くたびに鋭い痛みを感じます。
魚の目に似た症状にたこがありますが、魚の目とたこの違いは痛みがあるかないかの違いです。魚の目は角質が内側に増殖して神経を圧迫することから痛みが発生するのに対して、たこは角質が外側に増殖することから、魚の目みたいに痛みが余り発生しません。
魚の目は中心部に硬い芯と呼ばれるものができるのが特徴です。魚の目の殆どは足裏にできますが、高いハイヒールや薄い靴底の靴を履く女性に魚の目ができやすいようです。魚の目の再発を防ぐには、足型にあった履き物を履き、市販のウオノメパッドなどを使用して、一部分だけへの外力を与えないようにすることが大事です。
魚の目の治療は重度の魚の目の場合、皮膚科での外科手術で魚の目の組織全体を切除する方法が一番です。軽度の魚の目なら、市販されている角質軟化溶解作用のあるスピール膏やパッドを利用して取り除くこともできますが、魚の目は皮膚の内部に増殖するものだけに、自分で取り除くのには危険が伴うので、皮膚科で適切な治療をしてもらうのが賢明です。
皮膚科での魚の目の治療は、麻酔をして魚の目の組織そのものを全て除去する方法や、液体窒素で瞬間的に凍らせ除去する方法、レーザーで除去する方法などがあるようです。魚の目は皮膚の内部に食い込んだ組織をえぐり取る必要があるので、腕の確かな皮膚科を選択する必要があります。
手術がどうしてもいやな人は、皮膚科でも角質軟化剤のスピール膏を貼って魚の目の芯を柔らかくして、長期間で魚の目を取り除く方法を採ることもあるようです。魚の目を再発させないならば、軽度の魚の目であっても専門の皮膚科で治療をすることをお勧めします。